ハコスカ、S30Z、ダットサン240RS! 奥多摩に名車たちが大集合【東京旧車会レポート・日産編】

■旧車ミーティングで大人気なのはやっぱり日産! よりどりみどりの名車を紹介

●東京旧車会(6月16日/大麦代園地駐車場/東京GT倶楽部主催)

毎月第三日曜日に午前9時から11時まで奥多摩で行われているミーティングが、東京旧車会です。今回は、会場に集まった数多くの旧車の中から、日産車をピックアップしてご紹介します。まずはスカイラインからスタート!


4気筒のボディに無理矢理グロリア用直列6気筒エンジンを積んだスカイライン2000GT-Bです。縦型の2型グリルはプリンス自動車時代のクルマで、日産時代の3型よりマニアに人気があります。


イスズスポーツでレストアされたハコスカです。前後にオーバーフェンダーを装着した以外外観はGT-R仕様にされています。L28型エンジンに載せ換えられているので走りも刺激的です。


3代目のハコスカには6気筒のGT系と別に、4気筒のショートノーズと呼ばれるフロントが短いモデルもありました。2000GTのエンブレムとショートノーズのラジエターグリルを組み合わせた珍しいルックスです。


こちらがハコスカのS20エンジン搭載車である初代GT-Rです。エンジンの他に白ガラスであることや、リヤのみのオーバーフェンダーなどが外観上の特徴です。


貴重な「大分5」のシングルナンバーが残ったままのショートノーズ系ハコスカです。ドアノブがなく、ボディをレストアしている最中の模様です。この日最もレアだった1台です。


ケンメリと呼ばれる4代目スカイラインは数が少なく、この日はこの1台だけでした。前後にオーバーフェンダーを備えるGT-R仕様を再現して、ワーク・エクイップの太いアルミホイールを履いています。


昭和から平成に切り替わる1989年に発売された8代目のR32スカイライン。生き残っている数が少ない4ドアのGTS-tですが、極上のコンディションをキープしてます。

この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
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