独・フォルクスワーゲンが2030年に約4割をEV化する方針を表明

独VWが2030年に世界販売の約4割をEV化する方針を明らかにしました。

欧州連合(EU)は自動車メーカーにCO2排出量を2030年に21年比で37.5%削減する目標を義務付けており、同社では目標達成には更なるEVシフトが必要と判断。年間400~500万台のEV販売を目指しているようです。

VWヘルベルト・ディース社長によると、EVのコストは当面割高ながら、2025年頃には内燃機関と同等の利益率を確保できるとしており、2020年にはガソリン車よりもEVの方が安くなるとしています。

EV用に開発した「MEB」プラットフォームをグループ外にも提供することでコストダウンを図る考えのようで、今後は内燃機関搭載モデルの開発規模を縮小する模様。

日経新聞によると、ディース社長は欧州や中国市場では45%前後をEV化する考えのようで、目標必達に自信をみせているようです。

Avanti Yasunori・画像:フォルクスワーゲン)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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