変態レベルのデザイン力(もちろんいい意味で)! パリサロンで初公開の新型DS3クロスバックが日本リスペクトな部分は?

今年もやってきました2年に一度のパリモーターショー、通称「パリサロン」。

今年はパリサロン120周年という記念すべき年ですが、残念ながら出展を見送ったメーカーも多く、この先のモーターショーの在り方を考えさせられます。

その中で、やはり地元フランスメーカーは面白いクルマを出展していました!

中でも「DS」はデザインで魅せています!

展示されていたコンセプトカー「DS X E-TENSE」はコックピットが左右非対称という驚くべきアイデア。しかも助手席側は独立式。まるでサイドカーのような感じ。

そしてシートも凄い!手作りで革職人さんが手作業で織りなす素晴らしい技術。

「DS」では「DS3クロスバック」が登場しましたが、日本にも導入されている「DS7クロスバック」に続き、これもまたキレたデザインの数々。

何と言ってもフロントのライト。そしてドアを開けた瞬間に、DSのモチーフであるダイヤ型の世界が拡がります。

インパネに至るまでダイヤ型が使われていますが、DSファミリーのお兄さんサイズ「DS7クロスバック」よりもシャープで、角が際立つというか、むしろ△ぐらいのイメージ。

DSデザインのお洒落イケメンディレクター、ティエリー・メトロズ氏のお話によると。

「技術の見せるために2つの方法を使っています。1つ目は技術の演出。これはフロントやリアランプなど。そして繊細さや上品さを表現するDSフィロソフィーは、自動車とデザインの組み合わせで表現します。
ラグジュアリーは、インテリアをご覧ください。革細工には一枚革を細かく細工するフランスの伝統的な技法「キャピトネ製法」が使われています。これはエルメスなどをはじめ、多くのフランスの革細工に使われています。ベルト型のシートにこの一枚革を使ったのは自動車ではDSが最初です。そしてDSは、感動を与えたいと思っています。エモーショナルな演出としては、ナイトヴィジョンやアクティブスキャンなどがあります。DS7クロスバックとDS3クロスバックの共通部分はフロントフェイス。これらはDSルールにのっとっています。ライティングの中のうねうねした波模様、そしてシャークフィンも。DS3は若々しく遊びゴコロに溢れています。
ダイヤモンドシェイプやモノグラムの三角は、パートナーでもあるルーブル美術館のピラミッドをイメージしています。多くのクルマに〇のモチーフは使われていますが、敢えて三角形にすることでキャラを立たせています。DSの演出は見た目のデザインだけではありません。音の演出もしています。まずは2段構造にして車内を遮音し、12個のスピーカーで音を聞きやすくします。〔グランシック〕〔オペラ〕には、〔フォーカル〕のカーオーディオが搭載されています」。

最後に「DS3を例えるなら?」という質問をしてみましたが。

「凝縮されたエネルギーボール」とのこと。確かに乗るたびにエネルギーがもらえる感じ。これまた早く乗ってみたい!

ここでメトロズ氏から「何色のボディカラーが好き?」という逆質問。

私は「ボディカラーが白、インテリアも白いものがデザインが映えるから好き」と答えるとメトロズ氏も同じく「DS3クロスバックE-TENSE」が好きとのこと。

ちなみに展示されていた白い「E-TENSE」の17インチのホイール名は「NAGOYA(名古屋)」。ちなみに「DS7クロスバック」の20インチホイールには「TOKYO(東京)」という名前のものがあるとか。もしかしてDSは日本をリスペクトしているのかも!?

(吉田 由美)