心躍るスーパーカーの世界。日本人はやっぱりスーパーカーがお好き~マクラーレンGT/フェラーリF8トリブート

■マクラーレンGT&フェラーリF8 TRIBUTOの発表会へお邪魔しました!

・女子だってスーパーカーにはドキドキ~!

私がスーパーカーに最初に出会ったのは、昔々のスーパーカーブームの時。

当時、盛岡に住んでいたため、そうそうスーパーカーに出会うことはありませんでしたが、地元でスーパーカーフェスティバルのようなものが開催されたときに、弟と一緒に行って写真を撮ったことを覚えています。

そのせいか(?)スーパーカーを見ると未だになぜか心が躍ります。

そして日本は世界有数のスーパーカー販売国。特に2019年6月は立て続けに2つのスーパースポーツカー(海外ではスーパーカーではなく、スーパースポーツカーと呼ぶ)の発表会が行われました。

まずはマクラーレン・オートモーティブからマクラーレン初のグランドツアラー「マクラーレンGT」。

実用性と快適性、それに軽量化とスピードを併せ持つ最強のグランドツアラーで、日本での発表会は東京・原宿駅近くの「Jing(ジング)」で行われました。

ポイントは4つ。カーボンモノコックボディからスイッチまで徹底的に軽量化を図りながらも、素材には上質のレザーや抜群の耐久性を持つスーパーファブリックなどで高級感を。また、GTならではの美しいスタイリング。マクラーレンならではのドライビングダイナミクス。

さらに、日常使いのために車高を上げ、荷室はリアのエンジンルームの上に420L 、フロントボンネットの下に150L、合計570Lというスーパーカー最大級の荷室を誇り、ゴルフバックも積み込める抜群の実用性を併せ持つ、長距離ドライブにも最適なグランドツアラー。

カーボンモノコック製のボディ重量は1530kg。パワートレーンは最高出力456kw(620ps)/7500rpm 、最大トルク630Nm/5500-6500rpmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジン。後輪駆動(FR)で、最高速は326km/h。タイヤは新しくマクラーレンGTのために開発されたというピレリ製「P ZERO」にマクラーレン史上最大という21インチのホールがリアに装着されます(フロントは20インチ)。

また、インフォテイメントもマクラーレンGTのために開発されたとのこと。

日本でのデリバリーは2019年末からとのこと。日本価格2645万円(消費税10%込み)。

ちなみにマクラーレンにおいて日本は世界第3位のマーケット。

そしてもうひとつがフェラーリ488GTBの後継モデル「F8 TRIBUTO(トリブート)」の日本発表会。世界初公開は今年2019年3月のジュネーブモーターショーなので、私も見るのはこの日が初めて。

こちらの会場は東京・東京都現代美術館。会場に入るとF8トリブートのデザインモチーフになった「308GTB」や「F40 」、F8トリブートの8気筒ターボ・チャージャーエンジン、そしてその奥に舞台がありました。ちなみにこのエンジンは『フェラーリ史上最もパワフルなエンジン 』と呼ばれ、2016年から英国の「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」において3年連続「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したV8エンジン。

プレゼンテーションが終わり、ビデオが流れ、クルマが姿を現す瞬間は、いつもドキドキしますが、表れたのはフェラーリにしては珍しく深ブルーのボディカラー。

「F8トリブート」の一番の特徴は、歴代モデルのデザインや技術を現代風にアレンジした装備が採用されていて、エンジンルームを覆うリアウインドウは「F40」のものを、スポイラーは308GTBをはじめとする8気筒ベルリネッタのシンボルであるスタイルを採用。なるほど、そのため会場内に2台が展示されていたわけですね。納得!

ミッドシップモデルで、3.9リッター V8 DOHCツインターボ、最高出力720PS/8000rpm、最大トルクは770Nm/3250rpm。車両価格は3245万円。

ちなみにフェラーリも、2018年は日本がアジア太平洋地域で最も販売台数が多いマーケットとのこと。そのほかのスーパーカーブランド、ラグジュアリーカーブランドも軒並み世界での販売台数は上位に入っていることが多く、日本は世界有数のスーパーカー大好き!な国のようです。

(吉田 由美)