「ドライブ旅行に行ってみたい」そんな気にさせる実用性も十分のメガーヌR.S.。問題は……【注目モデルとドライブデート!? Vol.06】

素晴らしいハンドリングを誇るルノー・メガーヌR.S.。運転に夢中になるドライバーとはうらはらに……!?

もう20年近く前のこと。初代“ルーテシア・ルノースポール”がデビューしたとき、そのインテリアのインパクトが強烈に強かったことを今でも覚えている。まるで商用車のように安っぽいステアリングホイールをベースに、グリップ部にアルカンターラを巻いてなんともレーシーだったのだ。なんというカッコよさ(ただしそれは前期型だけで、非常に残念なことに後期型は普通の革巻きになってしまった)。

そして先代メガーヌR.S.も鮮烈だった。フロントシートは見るからに戦闘的な形状をした、レカロ製のモノコックシートを標準装備していたのだ。まるでレーシングカーのように。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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