「ドライブ旅行に行ってみたい」そんな気にさせる実用性も十分のメガーヌR.S.。問題は……【注目モデルとドライブデート!? Vol.06】

“らしさ”や“インパクト”は薄くなったけれど、走りのためのインテリアであることには変わりない。なんだか「今どきはこのくらいがいいんだよ」とクルマに語り掛けられているような気がしてくるのは気のせい?

間違いないのは、極度にレーシーなインテリアと違って彼女に不満を与えないことだ。真っ赤なシートベルトではなく、黒をベースに赤いアクセントが入ったくらいのシートベルトが“ちょうどいい”のかも。

インパネ中央に組み込まれた7インチのディスプレイは日本仕様ではナビ機能を持たないが、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているのでスマホを接続すればナビとして活用可能。高価な専用ナビを買わなくてもいいんだから、これは嬉しい。

いっぽうで後席は、ベースがCセグメントハッチバックだけに居住性は十分な水準。リヤドアを備える5ドアボディだから、ファミリーユースでも安心だ。

もちろんラゲッジスペースも、大型スーツケースをふたつ飲み込む実用的な空間。海外旅行に出かける際に、空港へ行くのも問題ない。

次は彼女とどこへ行こうか。数泊のドライブ旅行、というのも悪くない。問題は、彼女がOKしてくれるかだけど。

(文:工藤貴宏/モデル:太田麻美/ヘア&メイク:東なつみ/写真:ダン・アオキ)

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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