【新車】新型レクサスESが採用するデジタルアウターミラーのメリット、デメリットとは?

そう、レクサスESのそれは、「デジタルアウターミラー」で、車両のフロントドア外側に設置されたカメラで撮影した車両左右後方の映像をフロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示するという仕掛け。

カメラ部を雨滴が付着しにくい形状にしたほか、ディスプレイを室内に搭載することで、日夜を問わず天候の影響を受けにくい優れた視認性を確保したとしています。

また、ウインカー操作やリバース操作と連動させるほか、表示エリアを自動的に拡大。ドライバーの操作で任意に表示エリアを広げることも可能だそうで、運転状況に応じた周辺確認支援を実現するとしています。

さらに従来のドアミラーを小型カメラに置き換えることで、斜め前方の視界を拡大するとともに、風切音低減による高い静粛性を実現するとしています。

日本での新型ESの発売は、2018年10月下旬を予定とのことで、どういった視認性になるのかは実際に映像を見ていないと分かりませんが、日産だけでなくホンダ(新型CR-V)なども追従しているスマートルームミラーのように、慣れが必要(ドライバーの焦点合わせなど)なのか気になるところ。

先述したスマートルームミラーのほか、現在市販されているSUVの中には、サイドアンダーミラーの代わりにカメラ映像を使ったモデルもあります。こうしたモデルに乗ると、個人的にはやはり慣れが必要に感じますし、映像に思わず見入ってしまう可能性もありそう。いずれにしてもドライバーの適応力も求められるかもしれません。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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