DS3 CABRIOは、イエローが映える3ドア。シトロエンは「シェブロングリル」が有名ですが、DSブランドでは「DSウィング」でイメージを統一しています。トランクは、カブリオレのため蓋式。エンジンは本場欧州1.2L 直3のダウンサイジングターボで、ミッションはDCTではなく6ATが組み合わされています。
運転席に座ると、当たりが柔らかく体をしっかり支えてくれるシートが迎えてくれます。筆者は腰痛持ちなのですが、表面は柔らかく中身にコシのあるクッションと体をホールドする骨格が組み合わさったフランス車のシートが、心地良くかつ頼もしく感じられました。
内装は機能的でオーソドックスなレイアウトですが、ピアノブラックで覆われたインパネやドアトリムとシルバー加飾の凝った立体造形に、センスアップされた雰囲気を感じることができます。