錆まみれ、腐食しまくりの姿が痛々しい30プリウスの正体とは?

カーラッピングといえば、アニメやゲームのキャラクターで装飾した「痛車」が思い浮かびますが、米国では以前から同様のラッピングが存在するそう。綺麗好きの日本ではまず見かけることが無いことから、自社技術のPR用に製作してみたそうです。

テーマは、近代的なハイブリッド車と錆の組合わせによる「意外性」だとか。

各種の錆び画像データをもとに、パソコン用の画像編集ソフトで車両の部位ごとにデータを製作するそうで、その仕上がりは本物と見紛うばかり。また、新車のうちにラッピングすればボディ保護になる相乗効果もあります(施工代: 50〜70万円)。

短時間でリアルな老朽化を演出可能な新手のラッピング。今後「痛車」のように街中で流行るかどうかは不明ですが、何千万円もするような超高級車への施工も、意外性の面では「アリ」かもしれません。

Avanti Yasunori・画像:CARAPP)

【関連リンク】

CARAPP (カラップ)
http://www.carapp.jp/index.html

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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