「高度自動運転」の技術指針作りで日本がリーダーシップ!

昨年11月、国交省が省内に自動運転戦略本部を設置。今年2月には政府が自動運転車による公道走行実験を可能にすべく、道路運送車両法に基づく保安基準を改正しました。

政府は、交通事故の削減や渋滞緩和、少子高齢化による公共交通衰退などに対応すべく、積極的に「自動運転車」を活用していく予定で、人的要因が大半とされる交通事故撲滅に向け、日本が得意とする技術力を活かし、「自動運転」に関する国際基準作りで世界をリードしたい考えのようです。

そうしたなか、6月19日にスイス・ジュネーブでスタートした専門家会議で、自動運転技術の5段階のうち、人工知能(AI)などが自動運転を担い、緊急時のみ人が対応する「レベル3」以上の高度自動運転に関する技術指針作りが始まりました。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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