トヨタ・ハリアーのマイナーチェンジ、2.0L直噴ターボエンジン、「Toyota Safety Sense P」以外のポイントは?

ほかにも「インテリジェントクリアランスソナー」の機能が強化され、低速走行時などアクセルを踏んでいない場合も作動します。また、超音波センサーを8個に増やし、右左折時やハンドルが切れている状態でも衝突緩和が可能になったほか、ワイパー高速作動時も作動可能です。

ヘッドライトも進化。右左折の際、16灯のLEDランプが内側から外側へ流れるように光るシーケンシャルターンランプが採用されています。また、ヘッドランプ点灯時に、ウィンカーやステアリングの操作と連動して点灯するLEDコーナリングランプが設定されています。

快適装備では、「T-Connect SDナビゲーションシステム」のディスプレイを9.2インチに拡大し、操作性、視認性を向上しているのがトピックス。

また、スイッチ操作で自動的に開閉できる電動テールゲートに予約ロック機能を追加し、バックドアが閉まりきるのを待たずにロックが可能。また、マルチインフォーメーションディスプレイで電動テールゲートの開度を5段階で調整が可能になっています。

ほかにも、ドアミラーにエンブレムマーク付ドアミラー足元照明を設定し、前席にシートベンチレーション機能が設定されたほか、パワースイッチのオン/オフ、シートベルトの脱着により、運転席が自動的に前後にスライドするなど、快適性、乗降性も向上。

外観もリフレッシュされています。フロントビューは、アッパーグリルを薄くしてロアグリルをよりワイドにすることで、さらにダイナミックな顔つきになっています。リヤビューもリヤコンビネーションランプを赤色の面発光とすることで印象的なたたずまいになっています。

そのほか、ボディカラーには、新色の「ダークレッドマイカメタリック」、「ダークブルーマイカメタリック」を含む全6色が設定されているほか、上級パッケージの「Metal and Leather Package」も新たに設定されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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