メーカーによって明暗が分かれた!? 小回りが利く軽自動車ランキング【2017年版】

■日産・デイズルークス/スズキ・スペーシア/ダイハツ・タント/ムーヴキャンバス

そして最後は広大な室内空間で、現在安定した人気を誇るスーパーハイトワゴンです。スーパーハイトワゴンで最小回転半径4.4mを実現しているのは日産・デイズルークス/スズキ・スペーシア/ダイハツ・タント/ダイハツ・ムーヴキャンバスです。

日産・デイズルークス/三菱eKスペースは2014年に登場しました。天井に空気を循環させる清浄機の付リアシーリングファンを搭載するなど快適装備が充実しています。デイズルークス/ekスペースは14インチホイール装着車が最小回転半径4.4m、15インチホイールを装着したハイウェイスターX Gパッケージ、ハイウェイスターGターボ/eKスペースカスタムTは4.7mとなります。

2013年に登場したスズキ・スペーシアはステレオカメラ方式の運転支援システムを装備したスーパーハイトワゴンです。スタンダードモデルとカスタムそして圧倒的な存在感を誇るカスタムZの3種類を用意しています。最小回転半径は14インチホイール装着車が4.4m、15インチホイール装着したXS、XSターボ、カスタムZターボは4.6mとなります。

ダイハツのスーパーハイトワゴンといえば、ミラクルオープンドアを採用したタント。そしてパーソナルユースながらリアにスライドドアを採用したムーブキャンバスです。

両モデルともに14インチホイール装着車の最小回転半径は4.4mですが、15インチホイールを装着したタントカスタムRSは4.7mとなります。ダイハツ・タントのOEM供給モデルであるスバル・シフォンも同様の数値となります。

ホンダの車種が出てきておりませんが、ほとんどの車種で2WD車の最小回転半径が4.5mでした。見た目のかっこよさにこだわると最小回転半径はやや悪化するようです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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