■スズキ・アルトラパン/ダイハツ・ミライース
これから紹介する車種は最小回転半径が4.4mで並んでいますので、ボディタイプごとに紹介していきましょう。まずはセダンと呼ばれる5ドアハッチバックです。
セダンタイプで最小回転半径4.4mを記録したのがスズキ・アルトラパンとダイハツ・ミライースです。スズキ・アルトラパンはアルトをベースに女性をターゲットし絞ったモデルで、3代目となる現行型アルトラパンは2015年に登場しました。
アルトとは異なりアルトラパンは全グレードで14インチホイールを装着し、駆動方式を問わず最小回転半径は4.4mを実現しています。
そして2009年に登場したダイハツ・ミライースはその高い燃費性能から、誰もが気軽に乗れる第3のエコカーと呼ばれました。全グレードで14インチホイールを装着し、FF、4WDの駆動方式を問わず最小回転半径は4.4mを実現しています。この数値はOEM供給されるスバル・プレオ+も同様です。
■日産・デイズ/スズキ・ワゴンR/ダイハツ・ムーヴ
日産・デイズと三菱ekワゴンは日産と三菱が共同開発した軽自動車第一号として、2013年に登場しました。スタンダードモデルのデイズ/ekワゴン。そして大型のメッキグリルが特徴のデイズハイウェイスター/ekワゴンカスタムの2種類を用意しています。
デイズ/ekワゴンの14インチホイール装着車は最小回転半径が4.4mですが、15インチホイールを装着したハイウェイスターG/eKカスタムTは4.7mとなります。
ハイトワゴンのパイオニア、スズキ・ワゴンRの6代目となる現行型は2017年2月に登場しました。新開発のシャシーやマイルドハイブリッドを採用し、3つのモデルラインアップを用意しているのが特徴です。
14インチホイール装着車は最小回転半径4.4mですが最上級モデルのワゴンRスティングレーハイブリッドTは15インチホイールを装着するため、最小回転半径は4.6mとなります。OEM供給されるマツダ・フレアも同じ数値です。
ダイハツ・ムーヴは6代目となる現行型は2014年に登場。従来通りムーヴと押し出し感を強めたムーヴカスタムの2種類を用意します。14インチホイールを装着するグレードは搭載するエンジン、駆動方式問わず最小回転半径は4.4m。ムーヴカスタムRSは15インチホイールを装着するため4.7mとなります。OEM供給されるスバル・ステラも同様です。