新型C-HRがターンパイクで見せた、パワーの「やはり」とドライビングの「なるほど」とは!?(その2)【等身大インプレ】

■ターンパイク上りでは、”やはり”パワーが頭打ちに

街中と高速走行に続いて、いよいよ箱根のマツダ・ターンパイクです。まずはハイブリッドの性能を試すため、走行モードは「ノーマル」のままで乗り入れました。

料金所からアクセルを踏み込むと、新型C-HRハイブリッドは「エンジン+モーター」出力を発揮。また新世代プラットフォーム「TNGA」に、高剛性ボディとしっかり動くサスペンションと太くて大きいタイヤを組合わせているため、コーナーをしなやかに駆け抜けていくことができました。

しかしながらシステム最大出力は122psですから、車体を強引に押し上げる上げるパワーはありません。また急勾配では、「エンジン+モーター」でもパワーは頭打ちになります。更に7割程度上ったところで、今度は駆動バッテリー不足のためにモーターが休眠してパワーダウンしてしまい、2度目の頭打ちに見舞われてしまいました。

新型C-HRはいかにも走りそうな派手なスタイルをしてますが、ハイブリッドユニットはプリウスと同じですから、パワー的には「やはり」不足ぎみ。では走りが楽しくないかといえば、そうでもないのが不思議なところ。そうこうするうちに、ターンパイクの頂上が見えてきました。