復刻? ホンダN-ONE発表! 価格は115万〜170万7750円!!

ホンダから、新しい軽自動車「N-ONE」が発表されました。

軽自動車の新シリーズとして、「N」を最初に就けた車名にした「N BOX」「N BOX+」に続くもので、どこかちょっとレトロなデザインが特徴です。

というのも、古くからのクルマ好きならひと目でわかる、45年前発売されたホンダ初の市販軽乗用車「N360」をデザインもチーフにしているからに他なりません。

思想もそのときのものを受け継ぎ、ホンダのポリシーである「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」であり、現代の新しいベーシックカーを目指したそうです。

都会ではクルマを所有することから遠ざかってると言われますが、発表会を行った六本木にも似合うような、持っていたくなる車両に仕上がっていると常務執行役員 国内営業本部長の峯川 尚氏は語っていました。

そのために、大人4人がゆったり乗れる居住空間、ダウンサイジング思考にも通じる小排気量ながらライバルを上回る加速性能、かなりの装着率となる設定のカーテンエアバッグや急ブレーキで点滅するストップランプなどの安全装備、などなど、軽自動車のこれまでのネガをすべて取り除いたといいます。

ラインアップは、大きくわけてN-ONEとN-ONE Premiumで、価格は115万円と、実用重視の軽自動車よりはアッパーな設定になっていることからも、そのキャラクターがわかります。価格帯はN-ONE G(660cc/CVT/FF)の115万円からN-ONE Premium Tour Lパッケージ2トーンスタイル(660ccターボ/CVT/4WD)の170万7750万円まで。

 (小林和久)

 

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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