■トヨタ・シエンタ
現在、ファミリーカーの中心モデルといえるのが2015年に登場しました2代目となるトヨタ・シエンタです。トヨタのミニバンラインナップで最も小さなモデルで、全長約4.2mのボディに6/7人乗りの3列シートをレイアウトした優れたパッケージングが特徴です。
搭載するパワーユニットは1.5L直4ガソリンエンジンと1.5L直4ガソリン+電気モーターのハイブリッドシステムの2種類。駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車は2WDのみとなります。
5:5の分割可倒式サードシートは使用しないときはセカンドシートの下にスッキリと格納できるダイブイン格納機能付きです。その結果、フロア高505mm、荷室高1085mmというフラットなラゲージルームが出現します。先進安全装備のトヨタセーフティセンスCが設定されたシエンタの車両本体価格は168万9709円~232万9855円です。
■ホンダ・フリード
トヨタ・シエンタとともにストライクのファイミリーカーと言えるのが、ホンダ・フリードです。フリードも全長約4.2mのコンパクトなボディの中に3列シートをレイアウトするミニバンです。
搭載されるパワーユニットは1.5L直4DOHCガソリンエンジンと1.5L直4ガソリンエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類です。駆動方式はシエンタと異なりガソリン車だけでなく、ハイブリッド車にも4WDを設定しています。
ラゲージルームのフロア高は480mm、ラゲージの高さは1255mmと後発モデルらしく、ライバルのシエンタを上回る数値となっています。安全装備は衝突軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などがセットとなったホンダセンシングを採用しています。フリードの車両本体価格は188万円~272万8200円となっています。
(萩原文博)