家族の思い出作りに最適なファミリーカーベスト5【2017年版】

■日産・エクストレイル

シートやラゲージルームなどに防水加工を施し、タフギア感が特徴の3代目日産・エクストレイルは2013年に登場しました。従来は5人乗りモデルだけでしたが、3列シート7人乗りも用意するミドルサイズのSUVです。

搭載されるパワーユニットは当初2L直4ガソリンエンジンだけでしたが、2015年4月に2Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車を追加しました。2WD車もありますが、注目は4WD車です。

きめ細かい駆動力配分を行うオールモード4×4iに加えて、車輪速を検知して、車体の上下の動きを予測し、エンジンとブレーキの制御を行い振動の発生を抑制するアクティブライドコントロールやアクティブエンジンブレーキを採用し、高い走行安定性を実現しています。

ハイブリッド車は5人乗りのみの設定となりますが、エクストレイル伝統のタフギア感は健在です。車両本体価格は223万8840円~329万4000円です。

■スバル・フォレスター

独自のシンメトリカルAWDという駆動方式を採用し、走行性能の高さが魅力なのがスバル車です。そのスバル車の中で最も高い走破性を実現しているSUVが、2012年に登場した4代目スバル・フォレスターです。

フォレスターはシンメトリカルAWDに加えて、Xモードという電子デバイスを搭載しています。このスイッチをオンにしておけば、雪道での発進時や荒れた山道を登坂するときなど対綾が空転してしまいそうなシーンで、エンジンやミッション、AWD。そして横滑り防止装置のVDCを統合制御し、スムーズな走行を行えます。

搭載するエンジンは2L水平対向4気筒DOHCと2L水平対向4気筒DOHCターボの2種類。ミッションはCVTを中心に2L水平対向4気筒DOHCに6速MTを用意しています。最新の走行支援システムアイサイトver.3を装備したフォレスターの車両本体価格は241万9000円~312万8760円です。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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