「Aセグ」の国産コンパクトカーはレンタカーなどで運転する機会も多いのですが、今回トゥインゴをドライブしてみて感じたのはボディやサスペンションがとてもしっかりしていて、高速道路でも安心して走れること。国産車だとカーブでハンドルを切ってもどれぐらいクルマが曲がるのかが掴みづらくて、真っすぐ走っていてもふらつきが大きいように感じます」
「トゥインゴはハンドルを切ってもちゃんと手応えがあり、カーブでも「4つのタイヤが踏ん張っている感」がすごく出ています。想像以上にグイグイ曲がるのでビックリしましたが、慣れるとゴーカートみたいでとっても楽しい。夏江は基本的に「4ドアセダン派」ですが、こんなにワクワクするコンパクトカーなら宗旨替えしちゃおうかな。
走りもいいけど、デザインやカラーセンスのよさもさすがはフランス車って感じで一目惚れしちゃいます。どんなに「乗り心地が良くて高性能」って謳われても、第一印象の見た目でつまずいちゃうと、そこから先に進まないでしょ。
トゥインゴは前も後ろもデザインが個性的で、おまけにパステル調のボディカラーとか、同じ色でコーディネートしたインパネもオシャレでカワイイ。いかにも「女子ウケ狙ってます!」的な国産コンパクトカーに比べて、トゥインゴはガツガツ欲張らずに涼しい顔で「サラっと」仕立てているところに好感が持てます。
夏江ならインテンスのキャンバストップにしてボディカラーは「ブルードラジェ」を選ぶかな。でも、それだと1クラス上のルーテシア「アクティフ」と同じ値段になっちゃうんだよな。悩むなぁ〜。
(文:湯目由明/モデル:夏江紘実/写真:ダン・アオキ)
■夏江紘実(かえ ひろみ)
グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中の紘実チャン。FM NACK5「The Nutty Radio Showおに魂(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、愛車は中古の先代トヨタプレミオをチョイス。購入後9ヶ月で走行距離が2万㎞を超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。
■湯目由明(よのめ よしあき)
新車雑誌やカスタム関連のムックのほか、カーグッズ専門誌での用品インプレッション、キャンピングカー専門誌では車中泊やクルマ旅をテーマにした取材を数多くこなす。愛車は2005年式R50ミニクーパーと1999年式S2000。クルマも好きだが鉄分も多い42歳。
【関連リンク】
ルノー・トゥインゴ
http://www.renault.jp/car_lineup/twingo/index.html