追い越し車線をトラックが塞いで低速走行しているケースが目立つのも事実で、追突防止の観点から最高速度の引き上げに際し、通行車線に関する規制の見直しが必要になると予想されます。
今回の規制見直しでは大型トラックについては最高速度80km/hのままで変更が無いようなので、これを機に速度差に伴う安全性の観点から、海外のハイウェイのように高速/低速レーンを分ける、レーン別に走行車種の目安を設けるといった対策が必要になりそうです。
また、最低速度についても最高速度が100km/hの場合60km/h、120km/hなら80km/hに設定するなどの対策も効果的かもしれません。
いずれにしても1963年に名神高速道路が開通して以来、初の最高速度引き上げとなることもあり、規制見直しが本来の目的に対して本末転倒にならないように配慮する必要があるのはいうまでもありません。
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