ホンダがFCV「クラリティ」で目指したのは「普通に使えるクルマ」

ホンダによると、「クラリティ」のプラットフォームはFCV以外の電動化技術にも対応しており、今後PHVへの採用を予定していると言います。

HONDA_CLARITY(出展 HONDA)

同社は2030年をめどに4輪商品ラインナップにおける販売数の3分の2をFCVやEVなどのゼロエミッションビークルとPHV、HVに置き換えることを目指しているそうです。

HONDA_CLARITY(出展 HONDA)

「クラリティ」は初年度に200台のリース販売を予定しており、一般向けには来秋を目処に発売予定(766万円)。

車両価格についてはGMと共同で2020年を目処にコストダウンをはかる計画で、2025年にはHV並みの車両価格を実現させる計画とのこと。

HONDA_CLARITY(出展 HONDA)

ホンダはFCVをガソリン車のように、ストレス無く使える「普通のクルマ」とする考えで、その実現に向けてさらなる技術改良に取組んで行くそうです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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