その答えは昨秋の発表以降もタイヤのころがり抵抗低減や、更なるエネルギー損失の低減などに取組んだ成果のようで、水素ステーション数が限られる状況のなか、ユーザーの利便性に配慮したそうです。
先回の記事でも触れましたが、「クラリティ」は燃料電池システムのレイアウト工夫によるキャビンスペースの拡大(5人乗り)や、モーター出力などでもトヨタ「MIRAI」に勝っています。
また同車を「電源」として使うための外部給電器「パワーエクスポーター9000」を併せて用意しており、災害時などにも役立つとしています。
さらに、岩谷産業と共同で小型・低コストなパッケージ型「スマート水素ステーション(SHS)」を開発するなど、FCVの普及促進に向け、商用水素ステーションの整備に時間を要する地域にも配慮。