これなら乗れる!お手軽キャンピングカー&車中泊車5台!

キャンピングカーショーで一番多く目にするのがハイエースです。半分近くはハイエースなんではないでしょうか? 個人的には私も乗っていました。スーパーロングのキャンパーベースだったんですが、そのままでは断熱の面や室内高さの面でちょっと不満もありました。普段の使い勝手はさすがにハイエース。意外なほどどこでも行けちゃうのと運転しやすいのはトラックやバスベースと違いますね。

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けど、そんな長所を残しつつ、弱点を克服して、さらに可愛くまとめたのがこのボーノクイーンCタイプです。

簡単に言うと、ハイエースの頭と下半身を残し、居住(貨物)スペースに独自の身体を付けちゃったものですね。思い通りの高さを取ったり、断熱材を使えたりするのがとてもメリットだと思います。

さらに、キャンピングカーショーでも、街中でも、配送所でも、工事現場でもすごく見かけるハイエースなのに、この個性。舞浜あたりをうろうろしている夢の国専用バスみたいなドリーム感溢れるリヤビューは、きっと子供たちを夢の世界へと誘ってくれるでしょう。

お値段はお手軽とは言えませんが、扱いやすいハイエースベースでキャブコン並みの本格キャンパーで一台で済ませるという意味では取っつきやすさがあります。気になる走りは、ちょうどハイエースとキャブコンキャンパーの中間くらいだそうです。

車両本体価格(税抜き):670万7000円
展示車両価格(税・諸費用別):711万7000円
出展:カトーモーター

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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