新型プリウスが「TNGA」を導入して得たものとは?

<エクステリア>

低重心パッケージによるエモーショナルなスタイルが特徴で、ベルトライン(窓下線)の前傾を強めるなど、全体のプロポーションがかなり変化しています。

TOYOTA_PRIUS

全高を現行モデル比で20mm低くした上で、ノーズ先端を70mm、ボンネットフード後端を62mm、リヤスポイラー高さを55mm、ハイブリッドシステムの搭載位置を10mm、ラッゲージルーム床面高さを110mmそれぞれ下げることで、全体的に低く構えた印象になりました。

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ドライバーの着座位置についても59mm低くなっており、クルマに乗り込んだ瞬間にかなりスポーティに感じるはずで、代わり映えだけでなく、動的性能を高めるのに明らかな効果が期待できそうです。

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プロトタイプのボディサイズは、全長4,540mm(+60)、全幅1,760mm(+15)、全高1,470mm(-20)、ホイールベースが2,700mm(±0)。

キャビンスペースは室内長2,110mm(+205)、室内幅1,490mm(+20)、室内高1,195mm(-30)となっています。

※( )内の数値は現行モデル比

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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