新型プリウスが「TNGA」を導入して得たものとは?

また、これまでのポール式アンテナに代わり、スタイリッシュなシャークフィン型が採用されているのもワンポイントになっています。

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さらに、アンダーグリルへの「グリルシャッター」追加や床下廻りに設けた空力パーツによるフラット化などで、空気抵抗を示すCD値は現行モデルの0.25からさらに0.24にまで改善されました。

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ヘッドランプにはLED式のハイ/ロービーム一体型「Bi-Beam」を採用するとともに、V字形状に発光するLEDクリアランスランプを装備しています。

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また、フロントフォグランプ、サイドターンランプ(ドアミラー)、ハイマウントストップランプ、ライセンスプレートランプについてもLED化されており、省エネに寄与しています。

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上下に細長く点灯するテールランプは端々まで均一に発光させるべく、シミュレーションソフトを駆使して光の制御を工夫するなど、試行錯誤を繰り返したそうです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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