エクストレイル・ハイブリッドで燃費リッター19.2kmを記録! これっていいのか?

これは、アクセルとブレーキペダルは極力使わず、クルーズコントロールを駆使して、速度調整をやって乗り切る、です。

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おそらく、超一流のサッカー選手でも足より手の方が器用なハズ。というより、人間のコントロールでは1km/h単位の調整は、少なくとも一般道ではできないでしょう。私はゼッタイできません。

スタートして、一般道から首都高を走り始めた時点では、16km/L台でした。

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都市高速などでは制限速度で走ります。けっこうイヤな感じで煽られます。でも、およそ2車線以上あるので抜いていってくれます。

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高速道路はおよそ70〜75km/hくらいで走行しました。捕まる心配がないってのは意外に楽なもんです。スピード違反で捕まった人の話を聞くと、意識してなかったけど知らない間にスピードが上がっていたというのも聞きますが、そういう心配もありません。

高速ではほぼ、ほとんどのクルマから抜かれます。けれど、かなり遅いためか、すぐに後ろのクルマは抜いてくれるので、後続に渋滞を作ってしまうようなことはなかったようです。

エアコンはもちろんOFFにしてますので、時々窓を開けて換気します。当日の気温はメーター上で27℃くらい。なんとか過ごせる気温です。

インター付近などでクルマが多くなって車間が詰まってきそうになると、ブレーキペダルを使わないで済むように早めに速度設定を右手でダウン。混雑を抜けそうになると右手でアップ。これを1km/h単位で様子を見ながら調整していきます。

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途中で「ECOモード」があるのを発見し、最高では21.2km/Lまで上昇! しかし、高速を降りてからは富士山の裾野に向けて確実な登り道。

ここで、困難だったのが、制限速度で走ると後ろからトラックに煽られるのなんのって。自動車専用のバイパスはもう少し制限速度が高くてもいいんじゃないか?と改めて感じます。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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