新型ステップワゴンの「わくわくゲート」が生まれた理由とは?

普段は2列目にチャイルドシートを装着し、非常用として3列目を使う人が多いと思われますが、2列目に座った子どもが移動中に寝たとします。

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もし、2列目にチャイルドシートを2つ装着していると(キャプテンシートの片側に1つだけなら問題ないですが)、トイレ休憩などで3列目から降りる際は、2列目のどちらかを前にスライドさせるなどしないと降りられません。

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「寝た子を起こす」ようなことをせずに発想されたという「わくわくゲート」の着眼点に驚かされるとともに、普段からミニバンに乗っている人ならではの視点のような気もします(後者はあくまで私の想像ですが)。

「わくわくゲート」は、ヒンジの大型化や内装材、補強などが積み重なることで通常のテールゲートよりも約9kg増となるそうで、それでも最廉価仕様以外に標準したのはホンダらしい思い切りの良さといえるでしょう。

実際に乗り降りしてみると、先代よりも荷室の地上高(フロア)を85mmも低くしたそうで、子どもでも乗降できる高さのような気がしますし、これだけ低ければ自転車も楽に乗せ降ろしできそうです。

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また、幅も高さも十分といえる開口部ですから、大人でも窮屈な姿勢になりません。

少し気になったのは、シートの背もたれ裏に土足(土禁にする人のぞく)で乗り降りすること。なお、車内から出るときは横開きのサブドアしか開かないようになっています。

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この点に対しては、ホンダアクセスの用品でマット(ラゲッジフロアカーペットマット/7,560円)が用意されているので、汚れが気になる人はチョイスすればいいかなと思います。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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