ボディサイズだけでなく、エンジン排気量も小さくなっているのが新型ロードスターの特徴。歴代モデルとしては最小となる1.5リッターエンジンを積んでいます。
これにより、エンジンとその周辺で20kg以上の軽量化につながったということです。さらに、エンジン排気量を小さくするということは、そのトルクも小さくなります。
出力トルクが小さくなれば、トランスミッションやディファレンシャルといった駆動系に要求される強度も低くなり、結果として各部品の薄肉化などが可能になります。FR専用の6速MTも小型化・軽量化を考慮して新開発されています。トータルで、駆動系でも20kg近いダイエットができたといいます。
小排気量ながら、軽さを求めて専用品の多い贅沢なパワートレインとなっているといえそうです。