ひとつ目は「ボディのコンパクト化」です。
先代モデルと比べて全長で105mmも短くしたボディは、それだけで十分に軽量化につながります。また、タイヤもサイズダウンしているので、タイヤ・ホイールの重量も抑えることができていますし、ホイールを支えるハブボルトも4本(先代モデルは5本)に減らすことができたといいます。
さらにボディが軽くなったことで、十分な制動性能を確保しながら、ブレーキもサイズダウンすることができたのも、軽量ボディにつながっているのです。
足回り系でも、サスペンションにアルミ製パーツを多用するなどして、全体で25kg以上も軽く仕上げているということです。
●新型ロードスターS 主要スペック
型式:DBA-ND5RC
全長:3915mm
全幅:1735mm
全高:1235mm
ホイールベース:2315mm
車両重量:990kg
乗車定員:2名
エンジン形式:SKYACTIV-G 1.5 直噴ガソリン
最高出力:96kW(131PS)/7000rpm
最大トルク:150Nm(15.3kg-m)/4800rpm
変速装置:6速MT
燃料消費率:17.2km/L(JC08モード)
タイヤサイズ:195/50R16