トヨタが2017年までに「予防安全技術」を全車に導入!

「Toyota Safety Sense」ではコンパクトカー向けを主とした普及版の「C」タイプと、中・上級車向け「P」タイプの2種類を設定。

TOYOTA_SAFETY_SENSE

ちなみに両タイプでは使用するセンサーの種類が異なっています。

TOYOTA_SAFETY (出展 トヨタ自動車)

既存のセンサーにはそれぞれ一長一短が有るため、「C」、「P」両システム共に2種類のセンサーの組合せとして雨天などの悪条件下における認識性能の向上と信頼性向上を図ったと言います。

パッケージ名の「C」と「P」はカローラとプリウスをイメージしている模様。

「Toyota Safety Sense C」では前述の3機能を備えつつも、リーズナブルな価格に抑えて普及を加速させる狙いが有り、「PCS」は約10-80km/hの間で作動、約30km/hまでの速度差なら衝突回避が可能で対車両追突事故の80%以上をカバー。

TOYOTA_SAFETY_SENSE_C

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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