トヨタが2017年までに「予防安全技術」を全車に導入!

「Toyota Safety Sense P」の場合は歩行者検知機能が付加され、約30km/hまでなら「人」との衝突回避が可能となっており、対車両の場合は約10km/h~最高速度までの幅広い速度域で作動、約40km/hまでの速度差なら衝突を回避することが可能。 

TOYOTA_SAFETY_SENSE_P

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またITS専用周波数(760MHz)による「路車間」・「車車間」通信により、車載センサーだけでは捉えきれない情報を取得、自律系の安全運転支援システムを補完する「協調型運転支援システム」を「Toyota Safety Sense P」のオプションとして日本国内向けの一部新型車に設定する計画。

具体的には「路車間通信」により見通しの悪い交差点周辺において、道路に設置されたセンサーが検知する対向車・歩行者の情報を取得するほか、クルマ同士の接近情報を「車車間通信」により取得することで、ドライバーに注意を促します。

また「車車間通信」による「通信利用型レーダークルーズコントロール」は先行車両の加減速情報を活用することで追従精度を高め、燃費向上や渋滞の解消などに寄与。

トヨタはこれらのシステムを2017年までに日米欧で販売するほぼ全ての乗用車に装着する計画で、2014年10月に設置されたITS Connect推進協議会への参画を通じてシステムの円滑な導入と本格普及に向けた環境整備に取り組んで行くとしています。 

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 Avanti Yasunori 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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