こうした状況を受けて政府は11月20日、割高な水素ステーションの設置費用を2020 年までに半減すべく、技術基準に対する規制緩和を発表しました。
具体的には・・・
①輸送・貯蔵効率が高い液化水素を貯蔵する水素貯槽設置を許可
②充填時の高圧水素冷却用プレクーラーの設置スペース規制廃止
③蓄圧器への繊維強化プラスチック(複合材料)の使用を許可
これらの規制緩和で液化水素の貯蔵が可能となり、水素ステーション設置に必要な敷地面積縮小や必要機器のコスト低減が図れることから、今後の水素インフラ整備に弾みが付きそうです。
■経済産業省 圧縮水素スタンド技術基準改正
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141120002/20141120002.html
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