トヨタFCV(燃料電池車)を2015年に600万円台で市販か!?【スマートエネルギーWeek2013】

トヨタ、日産、ホンダがFCV(燃料電池車)に関する展示を出展した「スマートエネルギーWeek2013」で、各メーカーの方からお話をお伺いすることができました。

トヨタは2015年に燃料電池車の市販モデルを投入するのはもはや公約のようで、しかも「いくら2015年とはいえ年末ではダメでしょう」とのことです。やはり気になるのは価格ですね。どうやら一部で報じられた500万円代はなかなか困難な模様です(もちろん、ニュアンスから察した予想ですが……)。

販売形式はもちろん官公庁向けのリース販売ではなく、i-MiEVやリーフのような一般販売。数年前は1台1億円くらいするのではと言われましたが、2年後となるとかなりリアルな次世代車に思えてきます。

なお、BMWとの提携でトヨタが望むのは技術だけでなく、BMWがクルマで実現している官能性や味わいなどの面のようで、FCVに関してはトヨタの方が断然蓄積があるという自負がにじみ出ていました。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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