軽自動車の特色活かす! ダイハツの福祉車両がより快適に

ダイハツ・タントといえば、軽自動車トップクラスの室内空間だけでなく、トヨタのパテントと技術を活かしたミラクルオープンドアの広大なドア開口部が特徴です。

室内が広いだけでなく、子どもからお年寄りまで乗降しやすく、チャイルドシートの脱着などもしやすいとなると、当然ながら従来から用意されていた福祉車両にも期待が高まります。

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12月12日にフルモデルチェンジを受けた、「タントスローパー」と「タントウェルカムシート」は、上記のようなタントの良さを最大限活かしたもので、さらには軽自動車枠というサイズの制約もありますから、狭い場所での取り回しもしやすくなっています。

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まず、「タントスローパー」は、軽自動車で唯一のミラクルオープンドアと車外からもスライド可能な助手席による使い勝手の良さに加えて、電動ウインチの標準化など福祉車両としての使いやすさを徹底的に追求し、福祉の視点で圧倒的に使いやすいクルマとなっています。

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「タントウェルカムシート」は、ミラクルオープンドアのタントだけが実現可能な大空間により、ユーザーの使用シーンに応じて選べるふたつの昇降パターンを設定しているのが特徴。さらに、福祉用途のユーザーだけでなく、日常の乗り降りをラクにしたい日常使いまで、幅広いユーザーの要望に応えているのも朗報です。

両モデルともにカスタムグレードを初めて設定するだけでなく、衝突回避支援システムの「スマートアシスト」を全グレードに用意。

ユーザーにとってうれしいのは価格設定の見直しで、エントリー価格を従来に比べて「タントスローパー」で約15万円、「タントウェルカムシート」で約17万円の値下げを実施し、前者は142万〜178万円、後者は155万6000円〜181万3000円という価格帯になっています。

従来の福祉車両は価格が高く、しかも福祉ユース以外のシーンでは使いにくいというデメリットを抱えていましたが、「タントスローパー」と「タントウェルカムシート」のフルモデルチェンジは、福祉車両だけでなく、軽自動車の新しい可能性を切り拓いてくれる、そんな力作に仕上がっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘

塚田勝弘 近影
1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。クルマ、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。