日本導入間近の電動商用車「日産 e-NV200」を参考出品【東京モーターショー2013】

日産自動車が、リーフに続く100%電気自動車の第二弾として商用車「e-NV200」を、2014年度中の日本市場投入をアナウンスしました。この電気商用車は、2014年半ばから、スペイン・バルセロナ工場で生産開始を予定しているものです。

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リーフのテクノロジーを投入したという信頼性も持つ「e-NV200」は、実用性においても内燃機関のモデルと同等のキャビン・ラゲッジスペースを確保するということです。さらに、走行時のCO2の排出量がゼロという特長を活かした、商用車としての運用も期待されています。

生産工場のあるバルセロナではタクシーとして活用されているということですが、国内でも日産本社のある横浜市においてモニター制度の実施などが検討されているといいます。

11月20日に開幕する東京モーターショー2013の日産ブースでは、そうした関係から、環境未来都市を標榜する横浜市のマークを配した「e-NV200」を参考出品。ショー会場で、その出来映えを確認できるということです。
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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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