日産は電気自動車の新コンセプトほか、ミニバンのマイナーチェンジなど展示【東京モーターショー2013】

11月20日に開幕する第43回東京モーターショー2013(一般公開日:11/23~12/1、会場:東京ビッグサイト)への出展概要を日産自動車が発表しています。

ショーの主役となる世界初公開となるコンセプトカー「ブレイドグライダー」は三角翼形状のユニークなスタイルを持つ電気自動車です。また2014年内に国内販売予定の電気商用車「e-NV200」も参考出品します。そのほか、自動運転機能などの技術をアピール。さらに、市販予定車を中心とした出展内容となっています。

市販予定の参考出品車としてブースに並ぶのは、「NISSAN GT-R NISMO」、「ティアナ」、「エクストレイル」、「デイズ ルークス」。また2013年12月~2014年1月にかけてマイナーチェンジを控えた「セレナ」、「エルグランド」、「ノート」、「リーフ」といった市販モデルも参考出品されるということです。

ル・マンに出場する電力駆動レーシングカー「ZEOD RC」のストリートバージョンといえるのが、3人乗り電気自動車「ブレイドグライダー」です。 リヤ・インホイールモーターの左右駆動力コントロールによりコーナリングするという、まさに未来の自動車を示すコンセプトカーです。

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2014年1月にビッグマイナーチェンジ予定のキング・オブ・ミニバン「エルグランド」も一足早くお披露目されます。

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日産の人気ミニバン「セレナ」は12月のマイナーチェンジで、衝突回避支援システムを搭載する予定。アピアランスもリフレッシュされています。

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2013年度内の国内発売を予定されている、グローバルセダン「ティアナ」も3代目となるニューモデルが展示されます。

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2014年初頭に発売予定のスーパーハイトワゴン軽自動車「デイズ ルークス」。こちらも東京モーターショーの日産ブースにて一般公開される予定となっています。

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「リーフ エアロスタイル」は、電気自動車にスポーティ風味という新提案。2013年12月に発売予定となっています。

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グローバルコンパクト「ノート」にも衝突回避を支援するエマージェンシーブレーキなど先進安全技術を採用。こちらも2013年12月に発売予定となっています。

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2013年12月に国内発売予定の「エクストレイル」。3列シートも用意される新SUVも東京モーターショーにて確認することができます。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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