2台のプラグインSUVとダウンサイジングターボを三菱が世界初公開【東京モーターショー2013】

今年の東京モーターショーは、2013年11月20日から12月1日までの期間で、会場は東京ビッグサイトで開催されます。

その出展内容を、いち早く三菱自動車が発表しました。

「環境への貢献」「走る歓び」「確かな安心」を実現する次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY」を採用した、3 台のコンセプトカーを世界初披露するということです。

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『MITSUBISHI Concept GC(グランド クルーザーの略)-PHEV』は、高出力なPHEV(プラグインハイブリッドEV)システムを搭載した大型SUVのコンセプト。そのスタイリングは次世代パジェロを思わせる 力強いものとなっています。

また、車両運動統合制御「S-AWC」の採用により、優れた操縦安定性と SUV ならではの走破性を実現。情報連携サービスを活用した次世代の予防安全技術や運転支援技術を採用しているとのことです。 

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『MITSUBISHI Concept XR(クロスオーバー ランナーの略)-PHEV』は、軽量・高効率な PHEV システムを搭載した次世代コンパクト SUV のコンセプトカーとなります。SUVながら、スペシャリティクーペ感覚のフォルムが特徴となっています。

『MITSUBISHI Concept AR(アクティブ ラナバウトの略)』は、ダウンサイジング直噴ターボエンジンなど現代のトレンドといえる環境技術を投入したコンパクトMPVのコンセプトカー。三菱らしくSUVの走行性能とマルチパーパスビークルに相応しい居住性を両立しているのがポイントで、注目はインテリアのシートアレンジなどの空間演出といえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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