2014年にフルモデルチェンジ、BMWミニとして3代目への進化を遂げるとウワサの「ミニ」。すでに伝統と革新を感じさせるスタイリングのチラ見せはしてきましたが、いよいよ次世代ミニに搭載されるガソリンエンジンのプロフィールが明らかとなりました。
現行モデルは1.6リッターの自然吸気、ターボエンジンを搭載していますが、次世代では1.5リッター、2.0リッターのツインパワーターボになる模様。1.5リッターは3気筒、2.0リッターは4気筒と発表されていますので、ボア・ストロークは同じまま気筒数による排気量の違いと予想されます。
燃費性能とスリリングな走りを両立することが開発テーマという次世代エンジンですが、次期ミニの走りを引き立てるのはパワーユニットだけではありません。
ミニとしては初めて、電子制御減衰力可変ダンパーを採用するということもアナウンスされています。ミニらしいゴーカート感覚のハンドリングと快適性の両立が、このダンパーのコンセプトといいます。
エンジン、シャシーともミニらしさとプレミアムらしい乗り味を高次元でバランスさせることを目指しているといえそう。さらに安全面でも革新的な提案があるといいます。そちらも、斬新な内容が期待されます。
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(山本晋也)