アウディR8がマイナーチェンジ、550馬力のアウディR8プラスも登場

アウディのスーパースポーツR8がマイナーチェンジ。全車にLEDヘッドライトを装備、また一部にはカーボンパーツを採用するなど、より現代的(未来的)になっています。

さらに、従来はシングルクラッチの6速「Rトロニック」だったオートマチックは、デュアルクラッチの3軸型トランスミッション、7速「Sトロニック」へと進化。V10モデルに標準装備、V8モデルにオプション設定されています。

そして、最上級グレードとして「R8 V10 プラス」が追加されたことも注目でしょう。

スタンダードで用意されている二種類のエンジン(V8・4.2リッター/V10・5.2リッター)に加えて、よりパワーアップしたV10エンジンを搭載しているのが「V10プラス」。その最高出力は404kW(550馬力)、最大トルクは540N.mとのこと。

スタンダードのV10でも386kW(525馬力)、530N.mとかなりの強心臓ですが、さすが”プラス”という名前を冠するだけあって、オーバー400kWとなっているのはインパクト大といえそうです。

「Sトロニック」の採用により、さらに切れ目ないシフトチェンジが味わえるようになった、ニューR8。その走りに、世界の富裕層は期待を高めているのでしょうか。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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