【新車】トヨタ・シエンタに追加された2列シート仕様はキャンプや車中泊に最適

2018年9月11日、トヨタのコンパクトミニバンであるシエンタがマイナーチェンジを受けました。最大のトピックスは、2列シート仕様の追加設定。

ライバルのホンダ・フリードには、3列6人/7人乗り仕様に加えて、フリード+(プラス)という2列5人乗り仕様が用意されていますから、シエンタに今までなかったのが意外といえるかもしれません。ここでは2列シート仕様を中心にご紹介します。

 

2列シート車は、リヤシートをフラットに倒すことで、最大荷室長2065mmの広大な奥行きが確保できます。これにより、ブームといえる車中泊に対応するほか、26インチのマウンテンバイクが2台積載できるなど、積載性を大きく向上させています。

さらに、荷室のデッキサイドにユーティリティホールを各9つ設け、ディーラーオプションのユーティリティフック、システムバーを組み合わせることで、多様なアクティビティ、荷物の積載に対応。このあたりは、フリード+(プラス)と似たコンセプトといえそう。

今回の2列シート仕様の追加により、日常使いからキャンプなどのオフタイムまで多様なシーンに対応するとともに、コンパクトなキャンピングカーのベース車としても活躍しそうです。

 

今回のマイナーチェンジ追加された2列シート車は、「FUNBASE(FUNBASE X、FUNBASE G)」というグレード名が与えられ、価格帯は177万6600円〜234万720円。

また、3列シート車は181万6560円〜253万2600円。車いす仕様車(タイプⅠ)助手席側セカンドシート付(5人乗り)は、2WDが213万円、4WDは231万7000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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