太陽光発電とバッテリーは切っても切れない関係です

日産とフォーアールエナジー社が太陽光発電と日産リーフ用リチウムイオンバッテリーによる電気自動車用充電システムの実証実験を開始しました。

http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110711-01-j.html

どういうことかというと、太陽光で発電した電気をリーフ用に開発したリチウムイオン電池に貯め込み、電気自動車の充電など必要なときに使いましょう、というシステムの実証実験を開始したということなのです。

このようなシステムは日産と住友林業が住宅用に開発していましたが、今回の実証実験はもっと大きな電力を蓄えることが出来るシステムになっています。どれぐらい大きいかというとリーフ4台分相当の96kwh、一般家庭では10日分以上の電力となっています。そこに急速充電器3基と普通充電ソケット4個を繋いで日産リーフを走らせようというのが今回の趣旨。これにより温暖化ガスを全く排出しない電力で電気自動車を走らせるカーボンフリーが実現できます。

単に太陽光発電と電気自動車を直結させて充電しようとすると、太陽の出ている時間帯で、しかも天候が晴れていなければなりません。しかしバッテリーに貯めこむことによって夜間や雨天でも充電できるようになります。つまり普通の送電網と大差なく使える自然エネルギーとなるわけです。

余談ですがフォーアールエナジー社とは日産と住友商事が合弁で作った車載用リチウムイオンバッテリーの二次利用を模索する会社。バッテリーを作るオートモーティブエナジーサプライ社は日産とNECの合弁会社。NECはその昔「住友通信工業」といっていた時期もありました。ちなみに三菱i-MiEVのモーターとインバーターを作る明電舎も住友系。

そう、住友グループは電気自動車に強いのです。日産のパートナーとしては最適かもしれませんね。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩

松永 和浩 近影
1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。