レクサスとしてはスモール・ハイブリッドであるCT200hが発表となりました。
通常、発表会には社長さんや開発者が登壇して開発のいきさつや車両の細部を解説してそのクルマがどんなクルマなのか理解してもらおうとするのが一般的でした。
ところが、今回のCT200hはまるでファッションショー。杏さんを含むモデルさんが花道をモデル歩きするところから始まります。
個人的にはホンモノのモデルさんがホンモノのモデル歩きしているのを間近で見るのは初めてだったんで、まあ、よかったんですが、その後は「レクサス・アンバサダー」という肩書きでミスユニバース出場の知花くららさんと森理世さんが司会となり、開発者と杏さん、一級建築士の中村拓志さん、音楽家の野崎良太さんらとCT200hについて語りながら解説していきます。
これがなかなか具体的なことが記憶に残らず、ハイブリッドで走りとエコを両立したことを印象付けたかったんだろうな、というぼんやりしたイメージだけが残りました。アタマが悪いせいでしょうか。でも、ハイテクなことをいくら説明してもそうそうわかってもらえないだろうというねらいだったら成功していると思います。そのわかりづらい理由は、司会の人が台本を手に持って棒読みして、それに答えるのがエンジニアやデザイナだったり、ゲスト(その一級建築士の方と音楽家は存じ上げないため、開発者だっけ?と混同しちゃうんです)が答えたりするからでしょうか。やっぱり私のアタマが悪いせいですね。
すごいのは、それらの人々がCMキャラクターでもなんでもなく、この発表会のために呼ばれていたことです。ん~、恐るべしレクサスパワー!(WebではPRに参加されてます)
で、ひと通りのプログラムが終わり、肝心のクルマを見てみます。
パワーモードとエコモード等でメーター照明が赤からブルーに、タコメーターがハイブリッドシステムインジケーターに切り替わるのも面白かったです。
細かな点ではISO-FIXチャイルドシートの取り付け部分がファスナーでキチンとカバーされているあたり、さすがにきめ細かい配慮だなと感じました。
デザインについてはテングダンディーの記事に譲ります。
日本ではハッチゲートのあるクルマで高級車は成功したことがないと思いますので、今後どのような動きになるか注目ですね。
(小林和久)
CT200hの詳細はコチラ