レクサスCT200hのスタイリングをよく見ると実はナゾがいっぱいな件

 

レクサスCT200hの発表会に行ってきました。舞台にはミスユニバースの知花くららさん、森理世さんをはじめモデルの杏さんなど、美人がずらりと並ぶ派手な披露会でした。

「美女たちのパフォーマンス」は別件で動画をUPしますのでそちらをどーぞ!

さて、表題に戻りますが、まずはこの画像をご覧ください。

少々見づらいかもしれませんが、サイドのキャラクターラインが後部のドアパネルとリアフェンダーの境目でビミヨーにずれているんですよ。通常ここはフロントヘッドランプからリアまで連続性を持たせて「一直線」にシャープに見せるんですけどね。デザイン的に破たんしているわけではないです。でも、なんであえてずらしたのか?光の当たり具合によってはたしかに「有機的」な陰影が感じられますし、グラマラスに「見せる」効果もあるでしょう。でも、「チリがあってないぞ!」なんて言われることのほうが多いような気もします。

 

次!こちらはリアハッチゲートのエッジですが、こちらも「有機的に」ラインが交錯しています。

 真横から見るとぽっこりと膨らんだように見えるでしょう。ここのデザインは生産の現場から「めんどくせー」なんて言われそうですね。費用対効果っていうのでしょうか・・・まあ、レクサスブランドである程度のプライスタグが付いているので、若干工数が増えて少しコストが上がったとしても差別化が図れるのであればよしとしているのかもしれません。

 

こちらはAピラー付近です。ボンネットから流れてくるラインとAピラーのラインが立体的な造形になっていますね。例えは高級車(ヨーロッパの)の中にはここの段差がイヤでハンダで盛ってツライチ仕上げしていたメーカーもあったのですが・・・CT200hは「わざと」ここを目立つような処理をしています。

ボンネットの曲線とAピラーをシャープに見せようとしたその「せめぎ合い」が最終的にこのようなカタチとしてまとまったのでしょうか?ここんところはクルマのスタイリングのまさに中心点なんですよね。ここをこんなにこってりと見せるなんて!どのような視覚効果があるのでしょうか?

みなさんはどうお感じになりましたか?

 

(テングダンディ)