Red Bullが4台?!レッドブル・アスリートとジュニアチームの違いって?

■Red BullカラーでないカラーリングのRed Bullとは?

前回の記事では今季のスーパーフォーミュラに参戦する2台のレッドブルカラーのマシンを紹介しました。

ですが実は更に2台、厳密には2人のレッドブルドライバーが参戦していることをご存知でしょうか?

1人目は、日本人ドライバーとして初めてレッドブル・アスリートとなり、2017年には史上最年少のGT500チャンピオンとなった、平川亮選手です。

そして2人目は、今季から2台体制となったB-Max Racing with motoparkからスーパーフォーミュラ初参戦となる、ハリソン・ニューウェイ選手です。

両選手とも、ヘルメットにはレッドブル・アスリートの証であるロゴが描かれています。

ではなぜ、この2人はレッドブルカラーのマシンではなく、チーム独自のカラーリングのマシンに乗っているのでしょう?

レッドブル・アスリートは、モータースポーツに限らず、様々なカテゴリで目覚ましい活躍をしている選手が、レッドブルからのサポートを受けて競技活動をしています。

かたやレッドブルカラーのマシンに乗っている、ダニエル・ティクトゥム選手やルーカス・アウアー選手はレッドブル・アスリートであると同時に、レッドブル・ジュニアチームというレーシングドライバー育成プログラムに支援されています。このプログラムには、以前F1にステップアップする直前に、このスーパーフォーミュラに参戦していたピエール・ガスリー選手が在籍していましたし、今シーズンFIA F3に参戦している昨年の全日本FIA F4チャンピオンの角田裕毅選手も所属しています。

特に平川選手には、こうしたジュニアチームを飛び越えて、更に上のステップに駆け上がってくれることを期待しながらスーパーフォーミュラを観戦すると、より一層応援に熱が入りそうですよね!

(H@ty)

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