【新車】ジープ・ラングラー最強のオフロード性能を備えた「アンリミテッド・ルビコン」が5,886,000円で登場

●4ドア仕様の「アンリミテッド」。最強のオフロード性能を標榜するモデル

2019年3月に「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・サハラ 2.0L」の設定を発表したばかりのFCAジャパン。同グレードに続き、2019年5月18に発売される「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」は4ドア仕様のアンリミテッドで、最強のオフロード性能を標榜するモデルです。

「アンリミテッド・ルビコン」は、悪路で高い駆動力を必要とする際に有効な「ロックトラックフルタイム4×4システム」を装備。専用の変速比が与えられた副変速機を備え、Low(ロー)レンジの変速比は通常の2.717から4.000にまで低レンジ化され、最終減速比も3.454から4.100に変更されています。岩場や凹凸のある急勾配路を極低速域で地を踏みしめるように進む場面で威力を発揮するそう。

さらに、必要に応じて任意で後輪のみ、または前後輪両方のディファレンシャルを直結状態にできる前後輪ディファレンシャルロックを装備。ディファレンシャルを内蔵する前後アクスルには、ヘビーデューティ仕様のDana社製の「Dana44」を採用しています(他グレードではリヤのみ)。また、フロントのスタビライザーを任意に解除することで、悪路においてフロントアクスルをより柔軟にストロークさせることができる「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」も用意。

エクステリアにも専用装備が付加され、ルビコン専用の17インチアルミホイールには、マッド&テレインタイヤが組み合わされます。また、サイドステップは、車体のダメージを緩和するロックレールへと変更されています。このほかダークグレーのアクセント入りフロントグリルや、ブラック仕様のハードトップおよびフェンダーフレア、フロントフェンダーのRubiconデカールなど、本格オフローダーであることを強調したルックスが与えられています。

内装には、ルビコン専用のレザーシートや、レッドカラーのインパネ(ボディ色がパンプキンメタリックの場合はシルバーカラー)、サブバックなどが取り付け可能なフロントシートバックアタッチメントを装備。「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン」の価格は、5,886,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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