公開直前!? BMWの新フラッグシップSUV「X7」、室内・インパネを全て公開

BMWの新フラッグシップ・クロスオーバーSUV「X7」に関する多数の写真を入手しました。中にはBMW次世代コックピット「オペレーティングシステム7.0」が起動する完全な写真もあります。

開発車両の室内には、アルカンターラ・ヘッドライナーを備える2トーンのレザーシートやダッシュボードとセンターコンソールに光沢のある豪華なウッドトリムが見てとれます。

コックピットには最新モデル「Z4」同様にデュアルディスプレイを備え、最新鋭のフルデジタル・インストルメント・クラスターも確認できるほか、全体的デザインは『8シリーズ』に酷似していることがわかります。

今回は、広いレッグルームのある2列目の撮影にも成功しています。リアセンターコンソールには、コンセント、ペアのUSBポートや温度設定コントローラーも見てとれます。2つのカップホルダーは安価なプラスチックなので、市販型ではもう少し高価な仕様となるはずです。

パワーユニットは、最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒ガソリンエンジンや、456psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボのほか、「740e」から流用される2リットル直列4気筒ターボと111psの電気モーターを組み合わせた、最高出力325psのPHVも期待できるでしょう。またV12エンジン搭載モデルも投入される可能性があるようです。

「X7」のプラットフォームには「5シリーズ」「7シリーズ」新型と共有する最新の軽量「CLAR」を採用し、同ブランド初の標準3列7人乗りとなります。トレーラーに積まれた最新プロトタイプは、ベルトラインから上部が露出しており、ウィンドウ形状や2列目、3列目にかなり余裕のあるサイズが確認できます。

ワールドプレミアの場は、11月のロサンゼルスモーターショーが有力ですが、10月中旬にもオンラインでの公開があるかも知れません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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