テストドライバーがご機嫌Vサイン。ルノー・ルーテシア次期型、セグメント最高レベルの居住空間に

ルノーの欧州Bセグメント・ハッチバック「クリオ」(日本名: ルーテシア)次期型プロトタイプが、現行モデルと共に現れました。

捉えた開発車両はこれまでで最もカモフラージュが薄く、ヘッドライトなどは市販型パーツを装着しているほか、大型化されたV字グリルなどが見て取れます。また開発が順調なのか、サマーシーズンに入ったフランスの気候のせいか、テストドライバーが余裕のVサインまでしており、日本人ではあり得ない欧州ならではのショットが撮影できました。

次期型ではルノー日産の「CFM」プラットフォーム最新バージョンが採用され、全長をキープしつつ、ホイールベースを延長。同セグメント内で最高レベルのレッグルームとヘッドルームを実現するとレポートされています。

パワートレインに関する新情報では、メルセデスと共同開発した1.3リットル直列4気筒ターボエンジン、「M282型」のルノー版を搭載し、最高出力は150pを発揮するといいます。また停止から100km/h到達へ、8秒以内のパフォーマンスを発揮します。既存の0.9リットルTCeエンジンは、新開発1リットルエンジンに置き換えられるはずです。ギアはDCTだけでなく、5速、及び6速MTもオプション設定されるようです。

ワールドプレミアの場は、10月のパリモーターショーと予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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