【東京オートサロン2018】3日間の来場者数は31万9030人で、前年比98.3%

1月12日~14日、幕張メッセの全ホールを会場に行なわれた東京オートサロン2018。3日間とも好天に恵まれたイベント日和となりました。その3日間での来場者数が発表されています。

●東京オートサロン2018 来場者数
1月12日:78,352 人(80,444 人)
1月13日: 122,509 人(122,387 人)
1月14日:118,169 人(121,569 人)
合計:319,030 人(324,400 人)
※()内は前年

2日目こそ前年比で微増していますが、初日と3日目が微減したことでトータルでは前年比98.3%といった来場者数となっています。数字的には落ちていますからコンテンツとしての魅力が落ちている、という評価もあるかもしれません。

しかし出展内容については、今回の東京オートサロンではクルマ趣味の多様化が如実に感じられるといった声も多く聞かれました。また、ド派手なドライビングパフォーマンスが世界的に人気を博しているケン・ブロック選手によるデモランやトークショーも注目を集めていました。

流行り言葉でいえば「オートサロンのダイバーシティ化が進んでいる」といえるでしょうか。それぞれに濃い内容のクルマや展示ばかりですから3日間ではすべてを見て回ることは難しいといえますが、好きなジャンルに集中するといった楽しみ方も増えているようです。

(文・写真 山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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