広い室内スペースが魅力! 国産&輸入車の最新ステーションワゴン5車種【2017年版】

■スバル・レヴォーグ

輸入車ステーションンワゴンに押され気味ですが、国産メーカーにも実力派のモデルは存在します。まずはスバル・レヴォーグです。日本にステーションワゴンブームを起こしたレガシィツーリングワゴンをルーツとするレヴォーグは2014年4月に登場しました。

ラゲージ容量は5人乗車時で522Lを確保し、さらにフロア下の大型のサブトランクは最大33Lの容量を誇ります。6:4分割可倒式のリアシートを倒せば、荷室のフロア長は1632mmとなり、長尺モノも搭載可能となります。

エンジンは1.6L水平対向4気筒ターボと2L水平対向4気筒ターボの2種類で、全車ミッションはCVTが組み合わされ、ワークスブランドSTIのパーツを装着したスポーティグレードを設定しているのが特徴です。安全装備のアイサイトVer.3を全モデルで標準装備したレヴォーグの車両本体価格は277万5600円~394万2000円となっています。

■ホンダ・シャトル

2015年4月に登場したホンダ・シャトルはコンパクトカーの人気モデルフィットをベースとしたステーションンワゴン。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、全長4.4mのボディながら広い室内空間、大きな荷室を実現しています。

ラゲージ容量は5人乗車時で570L、6:4分割可倒式のリアシートを倒せば、最大荷室長は約184cm。最大容量1141Lの大きな空間が出現します。大きな荷物も積みやすいように、地上から荷室の開口部まで54cmと低く設定されているのが特徴です。

搭載されるパワーユニットは1.5L直4エンジンと1.5L直4ガソリンエンジン+モーターを組み合わせたスポーツハイブリッドi-DCDと呼ばれるシステムです。JC08モード燃費はガソリン車が21.8km/L、ハイブリッド車が34.0km/L(ともに2WD車)を実現しています。車両本体価格は169万5000円~255万7000円で、ハイブリッド車にも4WDを用意しています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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