トヨタKIROBO mini(キロボミニ)はコミュニケーションするだけなの? CEATECにKIROBO miniとMIRAIカットボディを出展!

トヨタはITや家電の祭典CEATECに「コミュニケーションパートナー KIROBO mini」を出展します。

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KIROBOは、2013年にロボット宇宙飛行士として国際宇宙ステーション内で飛行士の若田光一さんとコミュニケーションをし、無事地球に帰還したことで知られています。

その後、2015年の第44回東京モーターショーに展示され、コミュニケーションの能力を披露していました。この時は、宇宙に行ったのよりも小さい手乗りサイズの「KIROBO MINI」。これが今回「KIROBO mini」となって展示されるのです。

このロボット「キロボ」ですが、イマイチ何をやってくれるロボットなのかわかりません。どんな機能があるのでしょう?

出展概要によると、

「手のひらに収まるサイズ感で、常に人に寄り添い心を動かす存在であるコミュニケーションパートナーKIROBO mini。KIROBO miniと共にする様々な日常生活シーンを紹介し、話しかけた人の方向に顔を向け、顔や手などを動かしながら雑談のような何気ない会話ができる「WITH KIROBO miniお話体験ブース」を設置します。」

とのこと。

「人に寄り添い心を動かす存在」というわけですから、なにか人に代わってやってくれるというより、人と何かをやってくれるロボットというわけです。どんなコミュニケーションができるのか、そのコミュニケーションが何を生み出すのか、興味深いですね。

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トヨタブースにはKIROBO miniのほか、「燃料電池自動車(FCV)・水素社会」として、京浜臨海部で準備を進める「低炭素水素活用実証プロジェクト」を紹介。そこで活用する燃料電池フォークリフト(豊田自動織機製)や、2014年12月に販売を開始した燃料電池自動車MIRAI(カットボディ)を展示するそうです。

【CEATEC開催概要】

<名称>
CEATEC JAPAN 2016(シーテック ジャパン 2016)
(Combined Exhibition of Advanced Technologies)
<開催趣旨>
新たな産業革命と言えるデータ駆動型、また情報活用型社会到来に向けた収集・分析・テクノロジ―を一堂に会し、参加者へのビジネスの創出と技術および情報交流、社会的課題の解決策の提案を行い、一層の発展と生活の向上および社会貢献を促す。
<会期>
2016年10月4日(火)~ 7日(金)午前10時~午後5時
<会場>
幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2-1
<入場>
全来場者登録入場制
●当日登録:入場料一般1,000 円・学生500 円
(学生20 名以上の団体および小学生以下は入場無料)
●Web 事前登録者・招待券持参による当日登録者:入場無料

(clicccar編集長 小林 和久)

※写真:トヨタ自動車(すべて2015年東京モーターショーのものです)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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