国内向け新型プリウスの外観デザインとサイズはどうなる?

さて、4代目プリウスで気になる外観デザインは、プリウスの象徴でもあるトライアングルシルエットに、トヨタの新しいもの作りである「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」による低重心パッケージを融合させたものとしています。

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TNGAは、質感向上とともに原価低減を担っていますが、低重心パッケージによる走行性能向上や視界改善も大きな役割となっています。

パッケージングでは、3代目よりも全高を20mm下げ、ルーフピークを170mm前に出すことでさらに空力性能を高め、クラス世界トップレベルのCd値0.24を実現。

さらに、ノーズ先端を70mm、フード後端を62mm低くした低重心パッケージにより、前方視界の向上にも貢献するとしています。

ヘッドランプにも最新のトレンドが盛り込まれています。最近の新型車で多い一眼でハイビームとロービームの機能を持たせたヘッドランプを「Bi-Beam LED」と命名。

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空力の良さを感じさせるリヤビューは、リヤスポイラーからリヤコンビネーションランプ、リヤバンパーサイドのコーナーエッジへとつながるラインが特徴で、三角形状の輪郭を持たせシャープな印象を与えるLEDクリアランスランプが採用されています。

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気になるボディカラーはスポーティかつ鮮やかで透明感のある「エモーショナルレッド」、車体表面の温度上昇を抑える機能を持つ「サーモテクトライムグリーン」、先進性とプレミアムな印象を付加したという「スティールブロンドメタリック」の新色3色をはじめ、全9色を用意。

なお、プロトタイプのボディサイズ(トヨタ測定値)は、全長4540 ×全幅1760 ×全高1470(電気式4輪駆動は1475mm)となっています。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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